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2017 第42回日本比較内分泌学会大会およびシンポジウム 奈良大会 予稿集掲載

奈良大会 予稿集掲載のお知らせ

「第42回日本比較内分泌学会大会およびシンポジウム 奈良大会」について、大会の予稿集をPDFとして掲載いたしました。末尾のリンクからダウンロードしてください。

【会期・会場】
 2017年11月17日(金)~19日(日)
 学会会場:奈良女子大学(最寄り駅:近鉄奈良駅)
 住所: 〒630-8506 奈良市北魚屋西町
 http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/map/index.html

<奈良女子大学へは、近鉄奈良駅(1番出口)から徒歩約5分です。正門よりお入りください。>

 懇親会会場:奈良ホテル
      (http://www.narahotel.co.jp)
 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1096
     電話:0742-26-3300
     アクセス(http://www.narahotel.co.jp/access.html)

※懇親会会場移動にはシャトルバスを用意致します。2往復する予定ですので、指示に従って速やかに移動してください。

【スケジュール】
11月17日(金)
13:00~16:00 役員会(S228)
16:30~17:30 基調講演(大学記念館)
18:00~20:00 若手企画シンポジウム(S235)

11月18日(土)
9:00~11:00 大会実行委員会主催シンポジウム(S235)
11:10~12:30 総会および小林賞・奨励賞受賞式(S235)
12:40~13:40 男女共同参画ランチョンセミナー(S235)
13:50~14:50 若手口頭発表(S235)
15:00~17:30 ポスター発表(大学会館大集会室 および ロビー)
18:00~20:00 懇親会(奈良ホテル)

11月19日(日)
9:00~11:00 学術企画委員会主催シンポジウム(S235)
11:10~12:30 奨励賞受賞者講演(S235)
         (※小林賞は該当者なし)

【基調講演】「比較内分泌学は面白い」
開催日時:平成29年11月17日(金)16:30~17:30
場所:奈良女子大学 記念館
講演者:竹井祥郎(日本比較内分泌学会・前会長、東大・名誉教授)

【シンポジウム】
◯若手企画シンポジウム「ユニークな生物に着目した比較生物学と進化〓多様な生き方の戦略」
日時:平成29年11月17日(金)18:00~20:00
場所:奈良女子大学 S棟235
オーガナイザー:相澤清香(岡山大院・理)、大杉知裕(サントリー生科財団)、小林勇喜(広島大院・総科)
(趣旨)
 初代比較内分泌学会会長の小林英司先生は比較内分泌学について「(前略)…ある事柄を種々の動物で単純に比較しているのではなく、動物の進化の説を基盤として比較しているのであって、その行為自体が一つの思想を内容として持っていることである。…(後略)」(日本比較内分泌学会ホームページより抜粋)と述べられています。このように、比較内分泌学はその根源に進化という現象を内包しています。また、モデル生物のみならず、少し変わった体構造および生活史等を有する生物を比較することは、生物の進化に深い考察を与えます。そこで、本年度若手企画シンポジウムでは比較生物学の原点に立ち返り、原始的な生物や特殊化した生物に焦点を当てたシンポジウムを企画しました。また、各演者の先生方には研究のご紹介に加えて、ご自身のキャリア形成についてもお話しいただき、若手の参加者の方には今後のキャリア選択について考える機会となれば幸いです。シンポジウム終了後には懇親会も予定しておりますので、所属・年齢にかかわらずぜひご参加ください。

プログラム・演者
(発表順)
・山口陽子(島根大・生物資源科学)
「Explore the frontier: マイナー魚類の生理学」
・椋田崇生(鳥取大・医)
「古生物学から適応生理学へ:「渇き」の基礎研究とその展開」
・飯田敦夫(京都大・再生医科研)
「モデル生物を使う助教がユニーク生物の研究を発案し、自分好みの研究会まで立ち上げた経緯と現状」
・尾串雄次(湧永製薬(株)・試薬・診断薬事業部)
「基礎研究から開発研究までの変遷~ツチハンミョウの挑戦~蜂の巣以外でも生きていける!?」

◯大会実行委員会主催シンポジウム「生殖機構の多様性と共通性:温故知新と渾然一体」
日時:平成29年11月18日(土)9:00~11:00
場所:奈良女子大学 S棟235
オーガナイザー:海谷啓之(国循・生化学)、佐竹 炎(サントリー生科財団)
(趣旨)
 生殖は生命の継続を直接支える機構であり、近年の研究の進捗で、新たな仕組みや意外な側面がわかりつつあります。本シンポジウムでは、哺乳類、魚類、新口無脊椎動物を対象に、現在の生殖生物学や生殖内分泌学の基幹となる部分を見つめながら、新たな着眼点、新手法、主要な成果、それらの生物学的意義を5名の演者にご講演いただき、生命の継続の仕組みの普遍性や特殊性について考える場を提供したいと思います。

プログラム・演者
(発表順)
・前多敬一郎(東大院・農)
「哺乳類の生殖を支配する神経内分泌メカニズム:70年来の謎を解く」
・青山雅人(奈良女子大・理)
「ゴナドトロピン非依存段階における新規卵胞成長機構」
・高橋孝行(北海道大・名誉教授)
「メダカ排卵酵素の発見のその後 - 脊椎動物の排卵を制御する内分泌機構の多様性と共通性」
・白石慧 (サントリー生科財団)
「卵胞成長機構の多様性解明に向けた生物種特異的な神経ペプチド受容体の体系的決定」
・三田雅敏(東京学芸大・教育)
「ヒトデの生殖生物学 – 生殖巣刺激物質(GSS)からリラキシン様生殖腺刺激ペプチド(RGP)へ」

◯日本比較内分泌学会 学術企画委員会主催シンポジウム「摂食とエネルギー代謝研究の最前線」
日時:平成29年11月19日(日)9:00~11:00
場所:奈良女子大学 S棟235
オーガナイザー:前多敬一郎(東大院・農)、浮穴和義(広島大・総科)、佐竹 炎(サントリー生科財団)、
(趣旨)
 生物が摂取した食料が「エネルギー源」や「栄養」となり、生物の日々の活動を支えていることは誰もが認識していることでしょう。摂食やエネルギー代謝のメカニズムは大変複雑で、他のメカニズムとも密接に関連していますが、最近の研究で、その精巧さや意義が浮き彫りにされつつあります。今回、日本神経内分泌学会とのジョイントで、摂食やエネルギー代謝研究の最前線について4人の先生方にご講演いただき、そのメカニズムと種の進化・多様化の関係について議論したいと思います。


プログラム・演者
(講演順)
※比較内分泌学会側
・浮穴和義(広島大・総科)
「視床下部における新しいエネルギー代謝調節因子」
・永田晋治(東大・新領域創科)
「昆虫の代謝系と内分泌系が制御する行動修飾」

※神経内分泌学会側
・中里雅光(宮崎大・医)
「高脂肪食による摂食調節機構の破綻」
・山中章弘(名古屋大・環境医学研究所)
「視床下部神経による睡眠覚醒・記憶・代謝内分泌調節」


【男女共同参画ランチョンセミナー】「比較内分泌学会における男女共同参画のあり方を考える」
日時:平成26年11月18日(土)12:40~13:40
場所:奈良女子大学 S棟235
オーガナイザー:岩田恵理(いわき明星大・科技)、飯郷雅之(宇都宮大院・農学)、佐藤友美(横浜市立大院・生命ナノシステム科学)、阿見彌典子(北里大・海洋)
(趣旨)
 大会2日目11月18日(土)の昼の時間帯に、男女共同参画ランチョンセミナーを実施します。「男女共同参画? 自分には関係ないな…」と思っている方、ワークライフバランスに悩んでいる方、この機会に一緒に考えてみませんか?性別にかかわらず、全ての人が仕事でも家庭でも活躍できる組織や社会をつくることの素晴らしさを実感できるセミナーです。本ランチョンセミナーでは、国内の男女共同参画に関して数多くの活動に取り組んでおいでの束村博子先生に、男女共同参画の現状についてお話しいただき、比較内分泌学会としての男女共同参画への取り組み方について、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。関心を持っている方も、これまであまり意識してこなかった方も、お弁当とお茶を準備いたしますので、どうぞ皆さま、お気軽にご参加ください。

プログラム・演者
演者:束村博子(名古屋大院・農;同大副理事;同大男女共同参画センター長;日本比較内分泌学会男女共同参画委員会前委員長)
演題「戦略としての男女共同参画 ~組織・社会を活性化するためのダイバーシティ・マネジメント~」

【参加申込みと演題登録】

<参加申込み>
 学会に参加される方は演題登録票とは別に、大会参加登録票(エクセル形式)に内容を記載し、メール送信の際、件名とファイル名を「2017JSCE奈良参加_所属_名前」として大会実行委員会・大会運営担当事務局専用メールアドレス(jsce-nwu@cc.nara-wu.ac.jp)へ送付してください。

参加登録票は、本ホームページの最後に「2017JSCE奈良大会_各種登録フォームとして置いてあります。ダウンロードして、フォルダー内の書式を使用してください。
参加申し込みの締切は9月29日(金)までです

なお、会期中にも当日参加を受け付けております。受付にて参加費をお支払いください。ただし、要旨の名簿にはお名前は載りませんので、あしからずご了承ください。参加費は9月9日以降の費用を適用いたします。


【参加費・懇親会費など】
 大会参加費および懇親会費は、お振込の際、学会誌5月号に同封されている郵便振替用紙の通信欄に、参加費の内訳(氏名、参加費 / 懇親会費の出欠、会員 / 非会員および一般 / 学生など)を明記してお振込みください。また、男女共同参画ランチョンセミナーの出欠についても、チェックをお願いいたします。なお、振込みは複数名分をまとめずに、必ずお一人ずつお振込みください。
 
<振込先口座>
ゆうちょ銀行 口座番号:00910-9-195656 振込口座名:日比内奈良大会

<参加費>
 8月31日(木)~9月8日(金)までの参加登録
    一般会員  5000円、学生会員  3000円
    一般非会員 6000円、学生非会員 4000円
 9月9日(土)~ 9月29日(金)まで
    一般会員  6000円、学生会員  4000円
    一般非会員 7000円、学生非会員 5000円
<懇親会費>
 8月31日(木)~9月8日(金)までの登録
    一般 5000円、学生 3000円
 9月9日(土)~ 9月29日(金)まで
    一般 6000円、学生 4000円

【一般発表】
 一般発表は、大会2日目11月18日(土)15:00~17:30に行われるポスター発表です。演者は今年度の会費および参加費を納金された会員に限ります。ポスターサイズは、幅90cm、高さ120cmです。発表は、15:00~16:15は偶数番号、16:15~17:30は奇数番号の方が主にポスターの前に立ち、聴衆にあわせて行ってください。
 また、若手研究者優秀発表賞に応募された方はポスター発表もしていただきます。

【若手研究者最優秀発表賞】
 35歳以下の若手研究者が審査対象となります。応募者には大会2日目11月18日(土)13:50~14:50に口頭発表を、また15:00~17:30にポスター発表をしていただきます。口頭発表時間は1人10分(2分の質疑応答含む)です。審査対象者は応募多数だったため、大会実行委員会で5名の選抜を行いました。審査対象者5名に選出されなかった方は一般発表のみを行ってください。若手研究者最優秀発表賞は、大会実行委員会より表彰いたします。

【抄録集の配布】
 抄録集は大会開催時に受付にてお渡し致します。大会プログラム及び抄録集のPDFファイルは、末尾にリンクしました。ダウンロードしてご覧ください。

【交通・宿泊】
 宿泊については、大会実行委員会として斡旋は行いません。ご自身での手配をお願いいたします。

【会場内での託児室開設】
 学会期間中は、奈良女子大学ダイバーシティ研究環境支援本部が行っております託児(ならっこイベント)を、1時間500円でご利用いただけます。利用可能時間は、7:30~22:00です。託児は、学内に設置されている託児室にて行われます。託児を希望される方は、大会実行委員会・大会運営担当事務局:大塚(jsce-nwu@cc.nara-wu.ac.jp)まで至急ご連絡ください。

【期間中のクロークについて】
 学会期間中、S棟227にクロークを設置します。お預かり可能時間につきましては、現在調整中です。荷物をお預かりする際に、引換券をお渡しいたします。その際、受付にてお名前と携帯電話番号の記入をお願いします。荷物をお返しするときに引換券が必ず必要ですので、絶対無くさないようにお願いします。なお、貴重品や壊れやすい物、冷蔵・冷凍品はお預かりできません。また、紛失や破損などに対する補償は一切行いませんのでご了承ください。

【Wi-Fiの環境について】
 奈良女子大学では「eduroam」に参加しており、参加機関所属の方は本学での利用が可能です。
 eduroamとは→https://www.eduroam.jp/about/

 奈良女子大学での接続方法につきましては、下記のURLページの下部にあります、「他機関に所属のかたへ」をよくお読みになって、ご自身で設定をお願いいたします。
 http://www.nara-wu.ac.jp/aic/it_support/guide/eduroam.html
 なお、参加機関に所属されていない方につきましては、学会期間中のみ使用可能なIDを発行いたします。
 
 ご希望の方は、第42回日本比較内分泌学会大会準備委員(jsce-nwu@cc.nara-wu.ac.jp)までメールで、至急ご連絡ください。

以上

【大会会場等の問い合わせ先】
第42回日本比較内分泌学会大会実行委員会・大会運営担当事務局
〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学 理学部 生物科学教室
第42回日本比較内分泌学会大会・大会長 
安田 恵子
E-mail: jsce-nwu@cc.nara-wu.ac.jp
(大会実行委員会専用アドレス)

【要旨投稿等の問い合わせ先】
第42回日本比較内分泌学会大会実行委員会・要旨登録担当事務局
〒619-0284 京都府相楽郡精華町精華台8丁目1番地1
公益財団法人サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所
佐竹 炎
E-mail: jsce2017@sunbor.or.jp
(大会実行委員会専用メールアドレス)



(20171112更新)

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