日本比較内分泌学会会員各位
北海道大学大学院水産科学研究院教授 西村欣也先生より、エゾサンショウウオの形態可塑性に関わるゲノム解析を開始するため、ポスドク採用の募集が提出されましたので、みなさまにお知らせ致します。
採用された方には、北海道大学札幌キャンパスと三島の遺伝研でゲノミクスおよびバイオインフォマティクスに主に携わっていただくことになりますが、北海道大学天塩研究林(幌延町問寒別)で、エゾサンショウウオを飼育して環境操作による飼育発生実験も担当していただきます。
日本比較内分泌学会事務局
庶務幹事 山本和俊
2012/1/18/Wed/10:40
博士研究員(ポスドク研究員)の募集について
基盤研究(A)「表現型可塑性:生態学と分子発生学の統合的融合」(研究代表者:北海道大学大学院水産科学研究院 西村欣也)におけるポスドク研究員を募集致します。
本研究課題では,エゾサンショウウオ Hynobius retardatus における捕食や競争などの環境要因による表現型改変機構とその進化の解明を目的として,生態学的解析(究極要因)と分子発生学的解析(至近要因)の統合を図ろうとしております。
本募集にて採用するポスドク研究員には主に,エゾサンショウウオの表現型可塑性の分子発生基盤の解明を目的として、環境によって変動するエゾサンショウウオ遺伝子のトランスクリプトーム解析に取り組んでもらう。表現型可塑性などの現象や表現型進化に強い興味と熱意を持ち,遺伝子解析の分子実験やインフォマティクス> などの経験のある方を歓迎致します。採用後は,北海道内における採集に始まり,環境操作実験(北大天塩研究林),材料のプレパレーション(北大札幌キャンパス),トランスクリプトーム解析に関わる実験および分析(遺伝研)など幅広い分野に渡って研究を行って頂く予定です。
1. 募集職種:博士研究員(1名)
2. 研究分野:分子発生学,エコゲノミクス
3. 応募資格:
(1)博士の学位を有する者(取得見込みを含む。)
(2)分子遺伝学的実験およびインフォマティクスの経験のある方が望ましい。
4. 主要勤務場所:北海道大学・大学院地球環境科学研究院
〒060-0810 北海道札幌市北区北10条西5丁目
5. 雇用形態・給与等:
(1)常勤(期限付き年俸制)、北海道大学契約職員就業規則に基づき支給
(2)基本年俸額 3,600,000 円,月額基本給 300,000 円
(3)諸手当 通勤手当 ※支給要件を満たした場合,実費相当額を支給
(4)社会保険:厚生年金保険,健康保険,雇用保険及び労災保険
6. 雇用期間:平成24年4月1日~平成25年3月31日
※ 勤務の状況等により,更新することがある。(単年度更新で,最長平成27年3月31日まで。)
7. 募集期間:平成24年2月1日~(適任者があり次第,打ち切り)
8. 応募書類:
(1)履歴書(写真添付)
(2)業績リスト
(3)研究実績の概要(A4・1枚)
(4)志望動機と研究に対する抱負(A4・1枚)
(5)意見をうかがえる方の氏名・連絡先(1~2名)
9. 選考方法:第1次選考(書類選考)後,第2次選考(面接)を実施。
(面接実施の際,交通費は応募者の負担となります。)
10. 採否の決定:E-mailにより通知。
11. 応募方法:E-mailで、件名を「ポスドク応募」として添付ファイルにより下記宛に送付し
てください。
北海道大学・大学院水産科学研究院
西村 欣也 准教授
E-mail: kinya(at)fish.hokudai.ac.jp
(at)を半角@に代えてください。
多くの方のご応募をお待ちしております。